北欧デザイナーが好きなので、
好きなものを色んな人に知ってもらいたい。と思いました。
つまり好きなものの話です。

今回紹介したいのは、デンマークのデザイナー、Niels Erik From （N.E FROM）（エリック・ニールセン）。
独自の世界観、哲学が反映されたジュエリーは、1940年代から1950年代にかけたモダンデザインが高く評価され、今日に至るまでもコレクターに愛されています。
個人的に好きな作品は、ボタニカル要素の強い、花や葉からインスピレーションを受けたラインで、
中でも、自然を抽象的に表現した、有機的なフォルムのジュエリーラインは上品かつ、エレガントです。

先日、Sold Out したこちらのブレスレット。
写真でもわかると思いますが、パーツの根元部分が黒っぽくなっています。これは、部分的に銀を酸化することによって、花を抽象的に表現していてます。繊細なタッチによる鋳造技術が生み出す立体的なカーブと相まって素晴らしい陰影が作り出されています。
最高のデザイン。
売れてからは手放すのが惜しくて、目にたくさん焼きつけておきました。

こちらは、かなり珍しいデザインで、私自身初めてお目にかかりました。
スカンジナビアンデザインを確立したとも呼べるものになっております。

同時期にHenning Koppelがデザインしたブローチや、Hans Hansen作のブローチに似た形状で、洗練されたモダンなデザインを追いかけるとこのようなデザインになるのかもしれませんね。
ヴィンテージアイテムとの出会いは本当に一期一会です。同じデザインのものが出てくることもあれば、もう二度とお目にかかれないものもあります。そのような一期一会の出会いを大切に、ジュエリーの世界を楽しんでいただければと考えております。
今週、2024年　11月16日は、
IKEA鶴浜にて、僕が所有しているジュエリーを数十点ほど販売させていただきます。気軽にお越しください。